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150坪の住宅用地が20年間無償貸し出しされる町、栃木県「那珂川町」

2013-10-20T18:00:09+09:00 2013/10/20

那珂川町(なかがわまち)は福岡県と栃木県ありますが、ここで取り上げるのは栃木県にある方です。

栃木県の那珂川町は2005年に那須郡小川町と同郡の馬頭町との新設合併して誕生した町。

町の名前は町内を流れる関東随一の清流「那珂川」に由来しています。

周囲は山に囲まれていますから自然は豊かです。

ただ、特別目立つような景勝地や名所旧跡はそれほど有りませんの観光客はあまり訪れないと思います。

良く知られるものは、水戸黄門も訪れたと言う寺「馬頭院」や「温泉とらふぐ」。

温泉とらふぐとは、那珂川町から湧き出る天然温泉の成分と排熱を利用して養殖された、本来は海の魚である「とらふぐ」のことです。

那賀川町は少子高齢化と若者の流失による人口の減少を食い止めるために、「町おこし」として町の眠っている未利用資源を発掘し有効活用できないかと考えました。

そこで町内に湧出する2つの源泉の成分を分析したところ、1つの源泉の塩分濃度が海水(汽水域)に似ていることが分かり海産魚類の養殖を思いついたそうです。

そして今では、廃校の教室を活用し3000尾のトラフグ養殖事業を展開しており、町内にある温泉施設やホテル、食事処等では既に何年か前から提供されています。

那珂川町では北東部の大山田下郷地内の町有地(約1ha)を10区画に整備し、町外からの移住希望者に住宅用地として20年間もの間無償で貸し出しています。

また、就農を希望する方には、空き家や空き農地の情報も提供しています。

空き家バンクやお試し暮らし住宅、田舎暮らし体験などは企画されていないようですが、過去には福島県と茨城県と合同で田舎暮らしセミナーが行われています。

ふぐ

栃木県「那珂川町」・メニュー

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「那珂川町」の場所・概要

面積約193km²。人口約17,530人。

那須岳山麓を源流として太平洋に注ぐ「那珂川」は、関東の四万十川とも呼ばれる程の清流で、鮎の友釣りのメッカになっています。

地図ではこの位置。


大きな地図で見る


無償貸出しされる住宅用地「高手の里」

貸し出される用地は1区画約150坪、家屋を新築し、家庭菜園などに利用可能です。

下記のような募集条件や優遇措置があります。

  •  場所・・・那珂川町大山田下郷字高手地内
  • 区画数・・・10区画

募集条件

  • 町外に住所を有する概ね65歳以下の方で、1世帯2人以上居住すること
  • 定住する方で、自費で住宅建築すること
  • 住宅は別に定める建築基準に従い、近隣の景観を損なわない外観であること
  • 住宅の建築は、町内建築業者を利用すること
  • 契約後概ね1年以内に居住すること
  • 浄化槽を設置すること
  • 行政区及び地元自治会に加入すること
  • 地域行事へは積極的に参加するなど、地域とのコミュニケーションを図ること

優遇措置

  • 町有地を20年間無償で貸与
  • 定住促進奨励金の交付(家屋の固定資産税相当額を3年間交付)
  • 町木材需要拡大事業補助金制度による補助金の交付
  • 町合併処理浄化槽設置整備事業補助金制度による補助金の交付

詳細や申込方法などについては下記の問い合わせ先で・・・


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