海辺と山間の暮らしをしながら農家でボランティア・愛媛県「宇和島市」
2013-10-31T18:00:41+09:00 2013/10/31
宇和島市は愛媛県の南部・南予地方にある都市で、旧北宇和郡の一部と旧宇和島市が合併して発足しました。
愛媛県は東予地方、中予地方、南予地方の３つに分かれています。属する市は以下のようになります。
- 東予地方・・・四国中央市・新居浜市・西条市・今治市・越智郡（上島町）
- 中予地方・・・松山市、伊予市、東温市、上浮穴郡（久万高原町）、伊予郡（砥部町・松前町）にて構成される。明治期には喜多郡（現在の大洲市と内子町）
- 南予地方・・・大洲市、八幡浜市、宇和島市、西予市、喜多郡（内子町）、西宇和郡（伊方町）、北宇和郡（鬼北町・松野町）、南宇和郡（愛南町）
気候は黒潮の影響を受け温暖な太平洋気候。
西側に隣接する宇和海はリアス式海岸が広がり、その先には幾つかの離島も点在します。
温暖な気候を利用してみかんやデコポンなどの柑橘類が生産され、漁業では真珠やマダイ、ハマチ等の養殖水産業が盛んに行われています。
こんな海・山共に自然豊かで温暖な宇和島市にも、空き家バンクやお試し体験住宅等の移住・定住促進制度があります。
また、柑橘農家のお手伝いをする「宇和島シーズンワーク」というボランティア活動が盛んに行われています。
これは、農家に泊り込み、みかんの収穫等といったお手伝いをしながら宇和島の田舎暮らしを体験できるという取り組みです。
年に何回か開催され、既に２００名以上の方が体験しているそうです。
農家の手伝いが主体ですが、希望者には最後の日に釣り体験などのオプショナルツアーも用意されています。
農家でボランティア・愛媛県「宇和島市」・メニュー
スポンサーリンク
宇和島市の場所・概要
面積約４７０km²。人口約８０，５４０人。
地図ではこの位置です。
宇和島市で最も有名なものは闘牛。
ここの闘牛は古くから行われており、最も盛んに行われていた大正末期から昭和初期には、宇和島近辺の村々の山合いには必ず小さい闘牛場があり、農閑期やお祭りには盛大に開催されていたそうです。
現在でも年５回、定期大会が行われており、専用のドーム形の闘牛場では、直径20メートルの土俵上で1 トンを超える巨大な牛が激しく激突する姿を見ることができます。
また、磯釣りのメッカでもあります。
リアス式海岸の沖には数々の島と沖磯が点在しており、多くの渡船宿があります。
四季により、めじな（グレ）、真鯛、いさき、ひらまさ等が狙えます。
宇和島市の移住・定住情報
「宇和島ＵＪＩターン情報」では以下のような移住支援策が紹介されています。
- 空き家バンク・・・市内の空き家を紹介するシステム。かなりの成約があります。
- お試し住宅・・・一定期間暮らしてみる体験住宅。生活必需品は用意されています。家賃月４３００円と１４０００円の２軒。
- 移住相談会・・・過去には「新・農業人フェア」に出展しています。
農家ボランティア・「宇和島シーズンワーク」
農家民泊をしながら、農家のお手伝いをするという取り組み。
宇和島市内の農家に宿泊し、農家のお手伝いをします。
- 参加要件・・・18歳以上69歳以下の働ける方
- 募集人員・・・３０名程度（先着順）
- 参加費・・・150円程度（保険料の実費）・交通費は自己負担
申込方法・問い合わせ先等の詳細は下記の関連記事をご覧ください。