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富士山周辺の観光情報

箱根湿生花園は日本で初めての湿原植物園であり、絶滅危惧種の貴重な蘭の生息地

2018-07-20T02:03:02+09:00 2018/07/20

神奈川県足柄下郡箱根町にある、箱根湿生花園(はこねしっせいかえん)は、ススキで有名な仙石原台ヶ岳が見える植物園です。

広さは、大人がゆっくり歩いて40分程度の庭園で、湿原環境保護と仙石原湿原を知ってもらうために設けられた施設です。

近年稀に見ない、自然の春夏秋冬と感じる事ができるレジャースポットであり、そのありのままの自然の豊かさから海外にも人気がある観光スポットです。

湿生花園の写真

料金案内 注意事項 施設の営業案内 箱根湿生花園の場所 公式サイト

料金案内・営業時間

  • 開園期間 03月01日 ~ 11月30日 ( 開園期間中無休 )
  • 休園期間 12月01日 ~ 03月19日( 例年 )
  • 入園時間 09時00分 ~ 17時00分 ( 最終入園 16時30分 )
  • 所要時間 見学の所要時間は園内をゆっくり回って約40分。季節による特別展示が約20分。
  • 入園料  券売機 大人 700円 小学生 400円(割引付きの特別パンフレットをお持ちの方は窓口へ)

注意事項

  • 園内貸し出し用車椅子5台(先着順)があります。
  • 園内へのペットの持ち込みは原則的にお断りいたしております。(但し、抱っこ出来る小型犬の場合可)
  • 園内の動植物の採取はできません。

箱根湿生花園の場所

三島から芦ノ湖スカイライン(有料道路100円)を乙女岬に向かっていくと案内があります。

箱根湿生花園公式サイト

箱根湿生花園公式サイト

園内の7月から8月の草花・特別展示「食虫植物特集」

園内に咲いている季節の草花全てが必ず開花しているとは限りません。

咲いている花のみですが、撮影しました。

キキョウの写真

キキョウ。

野生の姿のキキョウは初めて見ました。

結構おっきく、小学生ぐらいの背丈があります。

りんどうの写真

エゾリンドウ。

お盆近くになると咲き始める花です。

みのはぎの写真

ミソハギ。

桜の大きさのコスモスに似た花です。

小鬼百合の写真

コオニユリ。

漢字は「小鬼百合」らしいです。

テッポウユリよりは大きいです。

はまなすの写真

ハマナス(食べられない)

基本、海岸や砂浜に生息し、意外と身近に生えていたりするらしいです。

特別展示「食虫植物」

特別展示は園内に入ったすぐ左の側にあります。

食虫植物の看板

大きな看板があるので、見逃したり、通り過ぎてしまうなんて事はなさそう。

食虫植物の写真

食虫植物が実際に生息している環境に似せた自然を作って、展示してあります。

結構凝っていますし、小さな滝があって涼しいです。

食虫植物の写真

ウツボカヅラのコーナーは迫力があり、ジャングルに生えている光景が目に浮かぶようでした。

食虫植物の写真

ハエトリソウの展示もあります。

ジャングルのような熱帯雨林の湿った土地に、こんな風に隙間なく生えているんでしょうか?想像すると、少しゾットします。

食虫植物の写真

大きなウツボカズラで20センチ以上はありました。

中を覗くと、虫が溜まっていて「あ、本当にこうやってたべるんだ」っと。

大きいので、見やすく、観察しやすかったので子供の体験学習などに向いているかもしれません。

園内の写真スポット

箱根湿生花園公式サイトに専用のインスタグラムフェイスブックがあり写真撮影の参考になります。

湿生花園園内の写真

こちらは入り口の前にある庭園。

赤い土で装飾されており、キレイにまとめられた草花です。

雑草も装飾に上手く馴染んでいます。

湿生花園園内の写真

蓮の池。

今は蓮の開花時期では無いため、花は見れません。

バナナワニ園で見た人が乗れる蓮の葉を思い出しましたが、このくらい密集してたら乗れそうです。

湿生花園園内の写真

低層湿原のコーナーにある橋の一部です。

このコーナーは、川や池、湖、沼地をモチーフに植物が管理されています。

日陰はほぼないのですが、涼しく暑さを和らげてくれる場所でした。

ですが、沼地も多くあり、湿気が多くジメッとしていました。

湿生花園園内の写真

低層湿原の隣は温生林の植物のコーナーでした。

林の中を歩きながら、池の周り囲うように森林が生えており、水面に浮かぶ植物やアメンボ、飛んでいるトンボを見ながら歩けるこの散歩コースは、施設内であるとは思えない自然の景色でした。

湿生花園園内の写真

施設内の道は、写真のように基本歩きやすいようにきちんと整備されています。

湿生花園園内の写真

一番奥に、仙石原湿原植生復元区があります。

湿生花園園内の写真

このコーナーは、火入れや草刈りなどを定期的に行い、昔お花畑と言われた仙石原の湿原植生の復元を行っている場所で、施設名物となっています。

湿生花園園内の写真

草花の間に一本の道が、まっすぐに伸びていて奥の山まで続いていそうな雰囲気。

ここは、施設内でも特に手がかかっており、夏には絶滅危惧種に指定されているミズチドリミズトンボが生息している日本でも貴重な場所です。(2つともラン科の植物)

湿生花園園内の写真

草花以外、山の景色もキレイに見えるように周りの木々が整えられています。

専属ガイドの園内散歩は毎日開催

箱根湿生花園には、園内を案内してくれる専属ガイドが常駐しています。

ツアーや家族旅行で来ている方は参考に。

専属ガイドの園内散歩は毎日2回開催、園内を知り尽くした専属ガイドがご案内致します。
事前のご予約は必要ありません。当日の各時間に間に合うようにご来園ください。
なお10名以上でのご参加は別途お電話でお問合せください。
開催時間:10時~・13時~ 所要時間90分

売店と植木販売

四季を通じて多種多様な植木を販売ているのも湿生花園の特徴。
入り口を出てすぐに通過する場所で、ここだけが目当てくる方もいます。
湿生花園園内の写真
近所や地方から集めた四季折々の多種多様な植木、花が販売しています。
植木の写真
マリーゴールドやハーブなどのメジャーなものもあります。
植木の写真
今は、期間限定で食虫植物の販売もしていましたが売り切れでした。
興味がある方は早めに足を運んだほうがいいかも。

売店

売店は入り口の右手側にあり、テラスがついています。
軽食も売っていたり、飲み物も売っていて「いちご甘酒」が目玉商品みたい。
オリジナル葉書や写真集など小物から、山野草、食虫植物(夏季限定)、公式ガイドブック「箱根湿生花園の花」 ( 1500円 / 箱根湿生花園編 )や、フォトガイドブック「箱根湿生花園」( 650円 / 辻満芳雄著 )なども販売。

売店の写真

中はこじんまりとしていて、窓ガラスにステンドグラスが施されていておしゃれでした。

見て回るのに狭くはない広さです。

小物が可愛く、家に持ち帰ってガーデニングに使える置物も沢山売っていました。

売店の写真

壁や窓側が置物やアクセサリーで真ん中が食べ物系。

箱根湿生花園オリジナルお菓子のお土産はありませんでしたが、箱根限定のお土産は充実しています。

売店の写真

「カルッテベイク」

600円で12個入りの人気ランキング3位の焼き菓子です。

クッキーほど固くなく軽い食感4種類味が楽しめて、見た目も可愛いクッキーです。

なぜハートなんだろうか?と考察し、恋人岬をイメージしているお菓子の可能性があると思いました。

売店の写真

「とうふひねり餅」

650円、9個入りのランキング2位のお餅。

たぶん、信玄餅系の部類だと思いますが、一番の気になるポイントは生物なのという事。

夏は食中毒が危険視されますから、重要な事です。

売店の写真

「湯のたまご」

760円の12個入り、ランキング1位の蒸しパン系のお菓子です。

温泉たまごをイメージとして付けられたであろう、名前とパッケージデザイン。

子供から大人まで幅広い世代に人気で、もっちりとした蒸しパンにの中には溢れんばかりのカスタードが入っています。

ネットショップなどのレビューも高評価で、「安くて美味しい」というコメントが多数。

言われてみれば、蒸しパンにクリームが入っているお菓子が12個で、760円は安いです。(1個が大体63円)

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