道の駅天城越え「昭和の森会館」の場所と紅葉の見頃
2013-12-01T18:00:24+09:00 2013/12/01
道の駅天城越えは伊豆半島の中央を縦断する414号線沿いにあります。
手前には「浄蓮の滝」、この先は天城峠となっておりその頂上付近には、川端康成の小説「伊豆の踊子」や松本清張の小説「天城越え」で知られる「天城山隧道(天城トンネル)」があります。
この道の駅にも紅葉スポットがあります。
施設の一つである「昭和の森会館」の中庭に数十本のもみじが植えられており、11月の中旬ではそろそろ見頃を迎えていると思います。
昭和の森とは、この天城峠一帯の1600haの自然林のことで、渓流美が楽しめる「滑沢渓谷」やハイキングコース、伊豆の特産物「沢山葵」の「ワサビ田」などが見られます。
「昭和の森会館」の場所と紅葉の見頃・メニュー
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「昭和の森会館」の場所・アクセス
所在地は静岡県伊豆市湯ケ島892−6
地図ではこの位置です。
414号線を南下していくと左側に緑色の看板が見えてきます。
「山のレストラン・緑の森」というのは道の駅天城越え内にあるレストランです。
少し走ると左側に「道の駅・天城越え」が見えてきます。
駐車場には天城越えに関する歴史等と、周辺のハイキングコースと見所を紹介している看板が設置されていました。
主に売られているのは特産物の山葵とその加工品。山葵漬けの加工体験もできます。
ここにもワサビソフトがありました。
バイク専用の駐車場も用意されています。・・・バイクと同じくらいの白い犬がいました。
「昭和の森会館」の紅葉と見頃
これが「昭和の森会館」。入口には案内図があります。
中に入ると右側がレストランで左側が天城縁の文化人の作品を展示しているスペース。
その奥に中庭に続く道がありますが、入場料300円を払って作品展示館を通らなければなりません。
天城越えと言えば小説家の先生たちよりやはりこの人。
壁には若かりし頃の「石川さゆり」のポスターが掛かっていました。
個人的には、もう少し大きな扱いをしてもいいような気がするんですが・・・
文学作品関連はネットにアップすることは禁止されているので写真はありません。
庭に出ると「井上 靖(いのうえ やすし」旧邸ともみじ林の矢印がでています。
井上 靖と言う人は文化勲章などを受章した有名な小説家。
調べて見ると、「しろばんば」、「夏草冬涛」、「北の海」といった作品が、幼少の頃から青年になるまで、湯ヶ島や沼津で過ごした頃を描いているそうです。
この家は明治23年に湯ヶ島に建築されたもので、ここには昭和58年3月に移築されています。
湯ヶ島には3歳から小学校まで住んでいたそうです。
入口には水車小屋が特に意味無く建てられていました。
看板では一応水車の役割が説明されています。
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もみじ林は奥にあります。
これまでかなりの紅葉名所を巡っているので、この程度では特に感想はありません。
ただ言える事は、木がもっと大きくなるとかなり見ごたえがあると思いますよ。
見頃は11月下旬まで続くと思われます。
駐車場から入れる道もありました。この道から「滑沢渓谷」に行けるみたいです。
これは庭園の紅葉。施設内の窓からも一部を見ることができます。