静岡市清水区蒲原「日本軽金属」放水路の釣り・狙える魚

2014-07-20T18:00:08+09:00 2014/07/20 最終更新日：2016-10-05 (水) 16:34

日本軽金属株式会社蒲原工場は静岡市清水区蒲原の南東側海岸沿いにある工場群です。

ここの工場で使用される電力は東に流れる富士川から水を引き入れ、水力により自家発電を行っています。

発電に使用された水は放水路から駿河湾に流れ込みます。

海岸沿いの放水口付近は数年前まで災害対策を目的とした護岸工事を行っていました。

今はその工事も完了して、新しくなった放水路口の岸壁は昔に比べかなり安全な好釣り場になっています。

昔の放水路はシーバス（スズキ）の好ポイントでした。

落ち鮎の時期となる晩秋などは、日によってかなりの数のスズキがルアーにより釣り上げられていました。

また、サッカケという引っ掛け釣りでスズキを狙っている人も居たほどです。

現在は車で海岸まで下りることはできませんが、岸壁は広大な範囲で整備されており広く、安全になっています。

しかしその工事の影響で当時よりは釣れる魚が少なくなったようです。

「日本軽金属」放水路の釣り・狙える魚

下は日本軽金属株式会社蒲原工場の地図。

放水路は工場の敷地西側から駿河湾に流れ込んでいます。

沼津方面から国道１号線（富士由比バイパス）を西に向かい富士市を過ぎ、富士川を越えて暫く行くと蒲原への案内標識が出ています。

ここは「高浜IC」です。

写真はクリックで拡大。

ここを下り右折して直進するとJR新蒲原駅に突き当たります。

放水路に向かうには国道１号線の架橋を超え、すぐの交差点を右折します。（右下）

左下の鎖がされているのが放水路入口。

道なりに進み上がりきった所に、海岸に下りる通路があります。

そこを入ると左側に放水路が見えます。

付近に駐車場は無いので、釣り人は空いているスペースに路駐しているようです。

とにかく広い！！道が整備されているにも係わらず車で入れないのがもったいない。

平日のためか釣り人は３・４人程度。

左側の人はサビキでアジを何匹か釣っていました。

放水路からの流れも早く、汽水域であっても時には大釣りができるらしい。

中ほどの人は投げサビキで回遊魚狙いです。

やはりアジを何匹か釣っていた。

テトラにも人がいますが、テトラ周りではクロダイやメジナが釣れます。

ただ、ここは転落すると沖に流される危険性があるので十分な装備と注意が必要です。

陸伝いに東に行くと対岸に渡れます。

対岸に居る釣り人はルアーマンです。

東側海岸の少し沖にテトラが入ったために流れが変わりスズキが昔より釣れなくなったらしい。

かつては、スズキの他、夜はタチウオも釣れていた好ポイントでした。