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田舎暮らし、人気移住地「静岡県」・・・その理由は?

2013-09-22T18:00:12+09:00 2013/09/22

静岡県もここ何年か1位にこそなりませんが、移住したい県のベスト3に入っているようです。

既に長野県については触れてみましたので、今回は静岡県を取り上げてみたいと思います。

まず一番に思うことは「温暖」。

これは千葉県にも言えることでしょう。

山間部の一部地域を除いて、恐らく何年も雪が降りません。

温暖であると言うことは家計にも少なからず影響していきます。

例えば、冬場の暖房費が少なく済んだり、雪対策にかかる費用が無い。

極端に厚着をしないでもいいので衣服代が安く済む、等。・・・これだけでもそこそこ家計は助かると思いますよ。

アクセスの良さも大きな点だと思います。

静岡県は関東と関西の都市圏に挟まれる、横に面積が広い県です。

そのため、本州の大動脈となる東名高速と、そして第2東名が完成しています。

また、東海道新幹線の駅が最も多いのも静岡県です。

そして何年か前には静岡中部地方に静岡空港もオープンしています。

この位交通網が整備されていれば、関西圏からも関東圏から比較的簡単に行ける県でしょう。

海も山もありますし、最近は富士山が世界遺産になったことで注目度も増しているかもしれません。

長野県同様、移住促進制度は既に取り上げていますが、静岡県の特色も踏まえてもう一度紹介致します。

伊豆

人気移住地「静岡県」・メニュー

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静岡県の場所・特色

地図ではこの位置になります。

東京・大阪間。本州のほぼ中央です。


大きな地図で見る

人口は約374万人。面積は約7,780km²。

静岡県は東部・中部・西部があり、市は以下のようにに分かれています。

  • 東部・・・富士市・沼津市・富士宮市・御殿場市・裾野市・駿東郡(清水町・長泉町・小山町)・三島市・伊東市・熱海市・下田市・伊豆の国市・加茂郡(東伊豆町・河津町・南伊豆町・松崎町・西伊豆町)
  • 中部・・・静岡市(葵区・清水区・駿河区)・島田市・焼津市・牧之原市・藤枝市・榛原郡(吉田町・川根本町)
  • 西部・・・浜松市(東区・西区・北区・南区・浜北区・天竜区)・磐田市・掛川市・袋井市・御前崎市・菊川市・湖西市・周智郡森町

静岡県と言うと日本一深い駿河湾があることや日本一の山「富士山」、マグロやカツオの遠洋漁業の基地があること、お茶やみかんの出荷額が多いこと、観光名所が多いこと、ヤマハやカワイといった世界的楽器メーカーやスズキ自動車、ホンダ自動車、ヤマハ発動機といった大企業発祥の地、サッカーが盛ん、等が挙げられます。

ちょっとマニアックな面ではプラモデルの出荷額が日本一ということや、最近ではプロ野球シーズン最多記録を更新した、ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手の本塁打56本目のホームランボールを捕球したのが静岡県の男性であることなど・・・

最も平均的な県

静岡県はほぼ日本の中心に位置するためかどうかは分かりませんが、様々な経済数値や意識調査のデータでほとんど全国平均です。

例えば人口構成比や平均年収、預金残高、月別平均気温、米の消費量、産業別就労者数、製造業事業者数、製造品出荷額、政党支持率、等々・・・・

「全国シェア3%、10位の経済圏」と評され、企業の新商品のテストマーケティングにしばしば利用されます。

日本の縮図のようなこの県で売れなければ他所では売れないだろう、ということになるからです。

言うなれば他県から移住する場合、静岡県は極端な個性が無く、かなり溶け込みやすい県ということになるのではないでしょうか?!

 健康寿命日本一

静岡県も長生きできる県に含まれると思います。

長野県には及びませんが、平均寿命では日本人の平均寿命を男女共に上回っています。

また、平成22年の調査ですが、厚生労働省が算出した健康寿命によれば女性が全国1位、男性が全国2位、男女共では全国1位になっています。

健康寿命とは、介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず、自立して健康に生活できる期間のことを指します。

そのためか、シルバー人材センターの設置率が100%です。

シルバー人材センターとは、60歳以上の高齢者で働く意思がある方が会員になり、地域の仕事や会社から依頼された仕事を会員に提供する組織です。

静岡県は県内の市町村全てに設置されています。これは日本初となるそうです。

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 日照時間

日照時間とは、1日のうちで直射日光が地表を照らしている時間のことです。

山間部が多い日本は世界平均で見ると、日照時間が短い国に入るようです。

静岡県は日照時間が長い県です。

これは気象庁が発表したもので、平成24年における静岡県御前崎市の日照時間は2,374.2時間で全国1位となっています。これに次いで浜松市が3位。静岡市が4位。全国平均を大きく上回っています。

日照時間が長いことで恵まれることは、野菜や果物が良く育ち糖度を増す。太陽光発電(ソーラーパネル)に有利。長い時間遊べる、もしくは働ける。

少々こじ付けかも知れませんが、このような面から見ると、移住してからも元気に働きたいと考える方や地域貢献がしたいと考える60歳以上の方等には適した環境が整っているといっても良いのかも知れませんね・・・


 静岡県の移住促進制度

静岡県には移住促進制度を一覧にしたポータルサイト「ゆとりすと静岡」というサイトがあります。

静岡県内の各市町村における移住・定住に関する施策。県の移住・定住施策。

グリーンツーリズムの紹介、各地の体験メニュー・体験施設、子育てや暮らし原版に関する情報、就職・起業に関する情報等が掲載されています。

また、静岡県内の空き家を売却・賃貸・価格別に検索できますし、公営住宅や一般の不動産情報まで紹介されています。

ただ、静岡県は日本一別荘が多い県ということもありますから、移住したいと言うより別荘を持って2地域居住をしたいと考える人のほうが多いかもしれませんね。

特に、沼津市の御用邸付近から伊豆半島一帯にかけては、風光明媚な景勝地、名勝や温泉などに恵まれていますから、昔から多くの文人や高額所得者の別荘・企業の保養施設等がかなり多く立ち並んでします。

最近は景気の減退も伴い、中古の別荘が手軽な値段で売り出されていますので、条件さえさあえば普通のサラリーマンの方でも十分購入できるでしょう。

もしかしたら、伊豆に移住を考える場合は特に空き家バンクで古民家を探すより中古の別荘を探したほうが早いかも知れませんよ。

移住促進制度の詳細や関連記事は下記の問い合わせ先で・・・


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