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家庭菜園・野菜作り

冬の栽培に向けて 秋植えのじゃがいもはこの時期に植え付けるのが最適

2018-10-01T22:18:48+09:00 2018/10/01

9月は夏から秋になる季節の変わり目の月です。

この季節は、冬に収穫できる野菜と春の収穫の準備をしなければならない忙しい季節です。

今から植えないと収穫できない野菜もあります。

花とかでもチューリップなんかは今から植えないと咲かせられません。

厳しい冬を乗り越える野菜はだいたいが根菜です。

例えばじゃがいも、人参、たまねぎ、ごぼう、にんにく等です。

あと、白菜やキャベツもこの季節です。

私は土の中で育てる野菜って苦手で、栽培はあんまりしてこなかったのですが、今回は夏の収穫の結果から栽培に自身がついたので栽培に挑戦する事にしました。

種芋の写真

じゃがいもについて概要 原産地から適した環境を考察する

ジャガイモはナス科の野菜で原産は南米アンデス高地です。

南アンデス高地と言われてもピンときませんが、アマゾンや熱帯雨林ではないと言うことは乾燥した土地や路地ということになります。

そして、じゃがいもの形状やよく育つ産地、日本だと北海道ですから乾燥した土地となります。

含まれる栄養素は、ビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB2・食物繊維・鉄・カリウムなど。必須アミノ酸を含んでいます。

意外かもしれませんが、じゃがいものにもビタミンCが入っていて、熱に非常に強く壊れにくいのが特徴です。

ガン・高血圧・心筋梗塞などの成人病の予防や美容に良いと言われています。

選べる品種が少ない

じゃがいもは、品種が少ないため安い種を買う事ができませんが、高いというわけでもないので問題はありません。

秋植えなら、デジマという品種が育てやすく沢山収穫できるのですが、これしかホームセンターなどでは売ってません。

一袋598円ぐらいです。

ちなみに春植えはほとんどの品種を栽培することができます。

品種は、メークィーン・男爵・キタアカリ、デジマニシユタカなどです。

じゃがいもは子供と一緒に芋掘りが楽しめる野菜なので、家庭菜園では人気です。

学校とかでも授業で育てたりします。

春植えと秋植えの違いと植える時期の重要点

夏から秋にかけて栽培する通称「秋ジャガ」は、暑さが残る9月ごろに植え付け、11~12月に収穫するのが流れ。

春ジャガと同様、植え付けから約3カ月で収穫できます。

秋ジャガは、春ジャガに比べて収穫量はやや少ないものの、イモのでんぷん価が高くなり、ホクホク感が増します。

北海道のじゃがいもが美味しいと思われているのはこれの効果が高いと思います。

ちなみにこの時期に植えるとなると、害虫発生や台風被害の危険性も高くなります。

なので植え付け時期を守る、秋ジャガ栽培向け品種を選ぶなど、ポイントを押さえて栽培しましょう。

春植えが基本の栽培となるので最初に学んでおきます

春ジャガ用のタネイモは、入手後、寒さで芽が傷まないよう室内で貯蔵します。

3月ごろになるとタネイモから白い芽が動き出します。気温が低く、芽の動き出しが遅い場合は、タネイモを20℃前後の場所で貯蔵します。

植え付けまで暗い場所で貯蔵すると、タネイモの芽は伸び続けてしまうので、芽の伸長を抑えるために、植え付けの2~3週間前に、日光が当たる場所に置き、こんぺいとうのような緑色の太い芽にする浴光育芽(写真4)を行います。

このような芽にすると植え付け後の出芽が早くなり、その後の生育の揃いもよくなります。

ちなみに秋ジャガ用のタネイモは、入手時にはすでに休眠が明けて芽が伸びているので、浴光育芽は必要ありません。

植えるときは株間を少し狭くしても大丈夫です。

春植えの場合は、イモが熟すことで地上部が枯れはじめます。

ですが、本来イモの熟度ではなく、気温の低下によって地上部の茎が枯れるため、イモが十分に肥大していないなんて事になることもあります。

秋じゃがの栽培方法について 注意点や必要なものなど

春植えの株間の基準は30cmですが、秋植えの場合は25cmくらいまで狭くしても大丈夫です。

理由は、春よりも小ぶりに育つからです。

また、秋じゃがは冬に入る前か冬に入った直後ぐらいに収穫します。

つまり、栽培後半は日照時間が短くなり、光合成量も減っているため、春植えほど立派なイモに育たないというケースもあります。

なので、株間を狭くし少しでも多く収穫できるよう苗を沢山植えることが重要。

秋ジャガの栽培についての注意点は2つ。

  • 1、秋作に適した品種を選び。栽培に適した品種を植えないと、出芽が遅れ、その後 の霜や寒さで枯れてしまいます。
  • 2、地域に適した時期に植え付けをすることがポイント。植え付け時期が早いと、暑さでタネイモが腐敗し、芽が出なかったり、病にかかりやすくなります。

ただし、植え付けが遅れると、生育後半の寒さでイモが十分に大きくならず、収量が少なくなるので注意。

植え付けの際、春ジャが等は種芋を切って植えるのですが、秋ジャガは暑い時期に行うので、切って植え付けると、腐る事があるので切らずに植えます。

収穫は12月ごろなので、8月下旬~9月上旬、暖地なら9月上旬~9月下旬に植え付けるのが適しているかと。

ですが、あくまで目安です。

地域の気候は住んでみないとわかりませんので、臨機応変に対応したほうがいいでしょう。

暖地ではまだまだ暑い日が続きますから、9月下旬ではなく10月に入ってからなどでも最初の週ならば12月の収穫に間に合います。

とにかく重要なのは暖地で秋植えを育てる場合は、9月に入ってからが良いとい事。

栽培方法 土寄せ 水やり 収穫の見分け方

注意事項なのですが、スーパーなどに売っているじゃがいもからでも育てる事は出来ますが伝染性のウイルス病に侵されていることがありますのであまりおすすめしません。

わき芽について

全ての茎を育ててしまうと栄養分が分散しイモが大きく育たないので一番太い茎を1本残して他は抜き取ります。抜けれなければ切り取ります。

土寄せのタイミングについて

わき芽の作業と同時に茎の根元に土を足します。

これはイモが土の表面に出てこないように行うもので、ジャガイモは日に当たってしまうとその部分が緑色になり有害成分を含むように変化してしまう恐れがあるので必ず行いましょう。

水やりついて

家庭菜園初心者がよくやってしまう間違いに毎日欠かさず水やりをすることがありますがジャガイモ栽培では土の表面が乾いてから与えて下さい。

植え付け後に雨が降らない場合は、水やりすると出芽が早まり、収量が多くなります。

ですが、じゃがいもは水やりの頻度が多いと種イモが腐ったり病気に掛かることがあるので、必要以上の水やりは控えるようにしましょう。

収穫について

収穫は、花が咲き、葉と茎が黄色く枯れ始めたら収穫のサインです。

本当にジャガイモが出来ているのかわからない場合は実際に株元を持って掘り上げて確認しましょう。

雨の日の収穫は避け、晴天が2~3日続いた後に収穫するようにしてください。

収穫が遅れるとイモが腐ったり表面が傷んだりするので最適な収穫時期を逃さないように。

栽培についての注意時点

まず、植え付ける時期に注意です。

気温が20℃前後で降雨が続く場合には疫病が発生することがあるので、晴れが続きそうな日を選びましょう。

また、植え付けて芽が出てからからは、定期的に生育状況を確認し、被害が見られる場合には、早めに殺虫剤、殺菌剤による防除を行います。

寒冷地では栽培できない

ジャガイモは春や秋のような陽気を好みますが、冬の寒さは苦手です。

霜にあたると途端に地上部が枯れてしまうので、寒冷地のような寒い地域で秋植えのジャガイモを育てると、栽培期間が短くなってしまい、収量が極端に減ります。

つまり秋植えのジャガイモができるのは、中間地~暖地となります。

高温に注意

秋植えで育てる場合、9月頃に植え付けても、残暑がきついことがあります。

日差しも春より強いことがあって、種が腐る場合があるので、注意しましょう。

凍らせない

秋植えのジャガイモを保存する時に気になるのが、低温に当たることです。

ですが、5度以下の低温に当たったり凍ってしまうと、食味が悪くなりますし、貯蔵性が低下しますが、光に当たると緑化しますので、春植えと同じように冷暗所に置きます。

段ボール箱に厚めに新聞を敷き、その中にジャガイモを入れ、フタとして新聞紙をかぶせます。

特に注意する点は、暖房のついていない暗い室内に置くことです。

光を遮断し、暖房の熱でジャガイモが傷むのを防ぎましょう。

連作について

ジャガイモは連作すると、そうか病(写真3)や青枯病などの土壌病害が発生しやすくなるので、連作を避けてください。

畑は排水性、保水性がよく、強風が当たりにくい場所を選びます。

そうか病の発生を抑えるために、1m2当たり石灰の施用量は少なめ(50g)にし、堆肥(たいひ)は500gとして十分に耕うんします。

プランター栽培の方法について

じゃがいもをプランターで栽培することもできます。

栽培のプランターサイズは大型(60㎝~)で深型のものを利用しましょう。

プランターの写真

じゃがいもはまし土を頻繁に行うので、浅型のプランターで栽培は厳しいです。

よくわからなければ、ホームセンターや園芸店などで店員さん聞いたり、説明文を読んでじゃがいもに適しているか見て買いましょう。

プランターを購入したら、プランターの底が隠れる程度に、鉢底石を入れます。

軽石の写真

その上から培養土を入れます。

病気を防ぐためにも、培養土はできるだけ新しいものを。

容器栽培の場合、植え付ける時に容器いっぱいまで土を入れると、土寄せをするスペースがなくなるので、容器の半分~三分の二くらいまで土を入れるようにします。

このプランターでだいたい2個ぐらいがちょうどいいです。

培養土を入れた写真

タネイモを植え付ける時は、株間を30cmほどあけますが、秋植えの際はもう少し狭くても大丈夫です。

土を5cm~7cmほどかけて、軽く手で土を叩いて落ち着かせましょう。

日あたりが良くて、湿気の少ない場所に移動させます。

日当たりのいい場所の写真

準備が整ったら、たっぷり水やりをします。

ですが、最初だけたっぷりあげましょう。

じゃがいもは基本、湿度を嫌うので土が乾燥している時以外水をあげるのは控えましょう。

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