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家庭菜園・野菜作り

夏の収穫に備えての植え付けは梅雨が最適 苗を3ヶ月前から室内で簡単に育てる方法

2018-06-15T22:31:08+09:00 2018/06/15

雨の日が続いています。

6月の中旬ですから、本確定に梅雨に入ってきたという感じでしょうか。

この梅雨が過ぎたら、夏です。

夏は、沢山の野菜が収穫できる実りの季節ですが、今の時期に田植え等の農作業をしておかないと収穫はできません。

梅雨は雨が続くから作物の影響も良くないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、ものによりますが案外大丈夫です。

それに意外と作物が育つにはうってつけの季節なんです。

なぜならば、植え付ける時はいわば赤ん坊の時期なので、栄養(水)が沢山必要な時期です。

日当たりも大事ですが、実をつけるには植え付けた時の水分が重要だったりします。

梅雨の時期は雨ばかりで根腐れになりやすいですが、雨ばかりと言っても晴れる時はあり、晴れた時は夏のような日差しなのですぐにカラッと乾いてくれます。

なので、日が出たときにちゃんと日が当たる場所であり、日照時間が長い場所にしましょう。

夏の収穫に向けての準備の始まりは土の整地から。

私の家は小さいながらも畑があるので土の整地から初めます。

整地にはこれといって必要なものはありませんが、冬の終わりから一切手入れをしていなかったので、雑草を抜いたあと土のふんわり感を戻すため、堆肥を混ぜました。

堆肥はカインズホームで購入したもので、40Lで1000円以下だったと思います。

この商品の検索をしても値段がわからなかったので、曖昧な返答になりすいません。

ですが、あまり高いものではなかったのは確かです。

ブレンド堆肥の写真

堆肥の効果について説明します。

  • 地力の向上。
  • 保全機能の促進。
  • 通気性、透水性、養分の保持性などが改善される。
  • 土壌の生産機能が維持できる。

です。

ものによって異なりますが、この4項目はどの堆肥にも含まれるので覚えておいて問題ないです。

簡単に言うと土の機能をあげるもの、ゲームなどで使う進化の石とかみたいなものです。

土の現在状況と整地後、整備のやり方について

下の画像が今の畑の状況です。

畑の写真

何故か右側だけ雑草が映えていません。

雑草が映えないという事は、土に栄養がないまたは、猫や動物がよく使う等など理由は様々ですが、堆肥を加えるので作物に影響は出ないこと祈ります。

下の画像は畑の左側をアップにした写真です。

畑の写真

左側のほうが、日陰になることが多く雑草が生えにくいかなと思っていたのですが。

これを半分くらいまで雑草を抜いて整地します。

なぜ半分までかというと、先程も言ったように日陰になりやすい場所なのでここでは、作物が育ちにくいんです。

なので、左側を作物を育てる場として右のこの部分は土づくり場、または土のストック場として一時的な処置を行おうと思います。

では、雑草を抜いた画像がこちらです。

畑を整地した写真

写真の右側に柵があるのは、自分でわかるような処置をした為です。

作物を育てない土置き場にしても、左の雑草が侵食してきたらどこまで整地したのかわからなくなっちゃいますから。

それと、見栄えの面でのメリットもあります。

雑草を抜いたら、堆肥を混ぜます。

堆肥を混ぜると下の写真のようになりました。

堆肥を畑に混ぜた写真

あんまり変わらないのでは?と思うかもしれませんが、土の量が若干増えたのと、黒くなりました。

ここまできたら、山をつくります。

畑でよくみる光景ですが、苗などが植えてある部分は長い山になっている、アレです。

見たことが無い方は、下の写真を見てください。

畑を整備した写真

このようにして、植える部分の山を溝をつくり、水の流れをよくします。

また、このようにすることによって、管理もしやすく、土の継ぎ足し、追肥などの様々作業が効率よく出来るようになります。

苗は3ヶ月前から家の中で栽培 トマトの苗作りと植え付けまでの流れ

畑の整地が終わったので、苗のを植えて行きたいと思います。

今回は苗を種から育てて植えました。

種はカインズホームで購入、198円です。

1、苗作り用キットは手作り

苗を育てるのに使うポッドはこの卵パックです。

卵バックの底に穴を空けて水がでるようにします。

ちなみに、卵バックのの蓋も捨てないでください。

蓋は受け皿として使います。

穴を開けたものは下のようになります。

卵パックの写真

穴を空けるのは何でもいいです。

私はアイスピックで空けたり、コンパスの針の部分で空けました。

次は培養土作りです。

種から苗にするまでは、普通の土ではなく培養土を使用してください。

しなくても問題ないですが、したほうが育ちがいいそうです。

私は、市販の培養土では無く自分でブレンドしたものを使っています。

ブレンドは写真のようにしています。

ブレンド土の写真

水苔はカインズ購入しました。

150グラムで398円です。

バーミュライトの値段はこの後のゴーヤ栽培に記載します。

パーライトは、貰い物なので値段が不明ですが、無くても問題ないので重要視しなくても大丈夫です。

水苔を入れる事によって水切れを防いでくれて、バーミキュライト、パーライトは、土の代用の効果を発揮してくれます。

それと、この培養土入れる前に軽石代わりに三角コーナーで使っている網を切って下に引くと、通気性がよくなるのおすすめです。

以上の事をふまえて行うと、写真のような状態になります。

苗の写真

種を入れてから、3週間ほどでここまで育ちます。

ちなみに日が当たる場所であり、風通しの良い場所で育てました。

このサイズから、立派な苗になるまでは結構時間がかかりますが、根本的に鉢の大きさが小さいと成長が遅れるので、「ちゃんと育ってないのでは?」「種に問題があった?」等の心配はあまりしないほうがいいと思います。

いよいよ植え付け、植え付けは背丈が15センチぐらいになってから

土の整地が終わり、いよいよ植え付けです。

苗が15センチ以上、またはパックからはみ出してきて、苗が傾いてきたら植え頃です。

写真のようになったら植えましょう。

苗の写真

種から育ててから、2ヶ月ぐらいでここまで成長します。

そこからは葉がゆっくり増えたり、緑が濃くなったりします。

植える前に、畑に雑草予防のシートを被せます。

シートは写真のものになります。

防草シートの写真

このシートは、ビニールのものではなく布のものです。

不繊維(通気性が非常に良く熱気などがこもりにくい布)で出来ています。

アマゾンで698円で購入しました。横幅0,7M☓長さ5Mです。

広げると結構大きいです。

下の写真のような大きさです。

防草シートの写真

これを、畑の大きさに合わせて切り取って被せます。

幅に合わせる方法は以下のようにすると楽です。

シートの切り方の写真

ここまで出来たら、あとは被せるだけですが、その前に畑に苗をつけます。

苗を畑に植え付ける過程は以下のようになります。

苗の植え付け方

1、まず、植え付けるためにスコップで穴を空けます。

穴を掘るというより、差し込んで溝を作る程度でいいです。

下の写真のように溝を入れます。

溝を作っている写真

このように差し込むようにスコップを入れます。

写真のように狭い隙間になりますが、普通のポッドで育ててないので、根の面積が少ないためスムーズに入ります。

溝の写真

説明した状態が下の写真で確認できます。

苗の写真

苗がコンパクトなので、手が汚れる事も少ないですし、簡単で手間もかかりにくくなります。

苗を植えた写真

少し、苗が傾いていますが後に支え棒をつけ、成長とともにまっすぐになっていくので問題です。

他の苗も同じように植え付けた写真が下の状態です。

苗を植えた写真

他の苗との感覚は近すぎないようにを意識するぐらいでいいと思います。

正確な幅は種が入っていた袋の裏などに書いてありますが、畑の大きさなどはまちまちです。

なので、必ずその書いてある通りに出来るとは限らないので、成長した際の葉っぱの広がり、根の広がりとかをなんとなくでも、想像して幅を私はとりました。

雑草予防シートを苗に被せる簡単な方法

雑草予防シートに穴を空ける際は、専用の道具があり、その道具を使うと丸くキレイに穴が空きます。

ですが、家庭で育てる程度でしたら専用の道具はいらないと思います。

なので、雑草予防シートの寸法を図った際に入れた☓印の切り込みに、苗を通す同じ事になるのでおすすめです。

通す時に苗が傷つかないか心配になると思いますが、シートが柔らかいので大丈夫です。

通した状態が下の写真です。

苗に防草シートを被せた写真

他の苗も通していきます。

苗に防草シートを被せた写真

ここまでできたら支え棒を付け足しましょう。

足した状態が下のようになります。

苗に支え棒を足した写真

支え棒はカインズホームで買ったものになります。

1本68円程度です。

ただ長さによって値段が異なるので、一概に言えません。

支え棒を足す際に、ひもなどで苗を固定します。

私は家にあった輪ゴムを切って使いました。

苗に支え棒を固定させた写真

ここまで出来たら、シートの余った部分に土を被せて固定します。

固定した状態が下の写真のようになります。

畑の完成写真

土を被せたあとは、足で踏みましょう。

足跡の写真

踏むと、シートがピンっと張り、固定され動きにくくなります。

余った苗はプランター栽培にする

苗にあまりが出たので、プランター栽培バージョンも用意しました。

プランターの写真

苗はなるべく多く育てて、枯れたり病気になったりした際の予備を作っておくといいと思います。

トマト以外の野菜で、ピーマンもプランター栽培にしました。

ピーマンの苗の写真

ピーマンは、苗をカインズホームで買ってきたものになります。

苗は216円程度でした。

夏に備えてゴーヤのグリーンカーテン作り。

トマトの栽培以外でゴーヤの栽培もスタートさせました。

ゴーヤはグリーンカーテンにする予定で、プランター栽培になります。

苗は、ピーマン同様購入。

2種類の苗を購入しました。

まず、ほろにがくん98円の苗です。

ゴーヤの苗の写真

もう一つはスーパーゴーヤ436円です。

こちらは少し値がはる苗にしました。

理由は、高い苗と安い苗だと成長や実の大きさに違いがどれだけでるのか調べるためです。

ゴーヤの苗の写真

土は、赤玉土と腐葉土、バーミキュライトを混ぜたものを使います。

全てカインズホームで購入しました。

赤玉土は3Lで198円です。

赤玉土の写真

バーミキュライトは18Lで498円、腐葉土は14Lで248円です。

赤玉土を6割、腐葉土3割、バーミキュライト1割くらいをブレンドします。

土のブレンド写真

グリーンカーテンにするので、網の購入は必須です。

カーテンは一番小さいもので、598円のものを購入しました。

園芸ネットの写真

ネットは、立てかける用の棒がついたもの、組み立て式などがあり、ネットだけの場合が安いです。

それと、この結束バンドも購入しました。

これはネットを吊る下げる棒を固定する際に使います。

50本入で198円です。

固定バンドの写真

固定に使うと言われても、よくわからないと思うので下の写真を見てください。

グリーンカーテンネットを吊るす方法の写真

家の防犯用証明の隙間に余分に購入しておいた支え棒を横に通して、結束バンド固定しました。

バンドをの使い方は下の写真のようになっています。

支え棒を固定している写真

コードと支え棒を二箇所固定しました。

左右のバランスは、ネットの重さで調節しています。

固定バンドの使用方法写真

このネットの下に先程のゴーヤをプランターに移したものを置いて準備は完成です。

ネットとゴーヤの苗を合わせた写真

設置した際に伸びていたつるをネットに絡ませました。

ゴーヤのプランター写真

プランターは二種類です。

苗が一個のものと、二個のものと。

理由は、プランターにあまりがなかったからです。

二個の苗のほうのプランターは実はゴーヤのサイズに適したサイズではありません。

これしかなかったので使用したので、上手く育つか不安です。

ゴーヤのプランター写真

なので、同じゴーヤを植えるのではなく二種類違うゴーヤで育てる事にしました。

理由は、先程話した不安があるためです。

一個だけ適したサイズのプランターで栽培する事で保険を作ったという形です。

しかも、値段が高いゴーヤにしたので成功する確率は高いでしょう。

余談:水耕栽培は失敗したが、失敗した際の保険で育てていた栽培は成功した

先程の栽培の保険の話ですが、前回育てた水耕栽培の際にこの保険が生かされた場合がありました。

初の水耕栽培を行う際に、失敗した時の為に室内でプランター栽培をしておいた小松菜があり、それだけは成功しました。

その水耕栽培を開始した際に、前から育ていた小松菜の苗が1週間経過した写真が下のものです。

だいたい3月15日頃の様子だったとおもいます。

小松菜の苗の写真

3月と言ってもまだ寒く、苗が育つスピードは遅かったですが病気等にならずに育ってくれました。

水耕栽培が失敗した原因は日光不足でした。

春になり、窓際の木の葉が生い茂り日が当たらなくなっていたのです。

昼間は仕事で家に居なかったため気付かなかったのです。

プランターで栽培していた小松菜は、4月の中旬から外での栽培に移っていたので、無事収穫できました。

これが大体5月中旬に収穫間近の小松菜写真です。

成長した苗の写真

この事から、日が当たる場所は一年を通して日が当たっている場所なのか確認すること、自分の生活にあった栽培方法で栽培したほうが成功するという事がわかりました。

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