まかいの牧場は動物にかなり近づく事ができる牧場 特に羊の放牧場では羊が寄ってきます
2017-11-19T21:37:55+09:00 2017/11/19
先日、あさぎり高原近くにある、まかいの牧場に行ってきました。
まかいの牧場は、富士の東名高速道路から降りて、富士山に向かっていく方面、富士宮方向の看板を目印に向かっていき、ひたすら真っ直ぐ進んでいけば左側に見えてきます。
非常に行きやすく、わかりやすい牧場です。
まかいの牧場の「まかいの」のは、オーナーの苗字です。
漢字だと、馬飼野、馬を飼う野はらと書いて、【まかいの】と読むそうです。
意味は、ほとんどの方が知らないらしく、毎年"まかい"の牧場ってなんて意味?と聞かれるそうです。
中には、"魔界の牧場"って意味かと思っている人もいるのでは、なんてまかいの牧場のホームページ書いてあります。
私も小さい頃、幽遊白書を見ていた子だったのでやっぱり魔界と思って、ビビっていました。
ここは、牧場と言ってもお客さん向けの施設が充実していて、子供連れに人気のスポットです。
これは、入り口の写真になります。
入り口でチケットを購入し入園しるのですが、大人800円、小人500円、牧場満喫チケット1400円と1200円があります。
園内は、色々な体験コーナーがあるのですが、その都度園内にある自販機でチケットと購入しなければなりません。
しかも、園内にいる動物にえさをあげる際も、その度購入となっています。
そういうのが手間だという方には、満喫チケットはおすすめです。
チケットに予め、チケットが必要なコーナーの券がついていて、一個だけ動物の餌がついてきます。
大体の体験コーナーが500円で、餌一個が100円くらいですから、チケットを買うのとほぼ同じ値段です。
ただ、手間が省かれるだけだいぶ楽に回れます。
ただ、体験チケットは3つの中から選ぶ形となっています。
もう、クリスマスの飾りがあります。
入り口のすぐ右には、バーベキューテラスがあります。
お肉は、ここでとれた安全で新鮮なお肉を提供してくれます。
個人的に、醤油豚骨ラーメンが、寒いこの季節にぴったりで美味しいのでおすすめです。
入り口受付には、外国語パンフレットもあります。
この牧場は、富士山がきれいに見えるスポットでもあるので、よく海外からのお客さんが来るようです。
今回行ったのは、水曜日の平日だったのですが、3組ぐらい海外の観光客をみました。
受付を済ませてすぐ、広い通りにでます。
今日やっている行事が張り出されています。
結構広いので、歩くのが辛い方は専用のバスが出てますので、ご利用ください。
一回200円のようです。
チケットを購入すると、パンフレットもくれます。
それをみると、とにかく広いので、やりたい事が決まっているのなら、今日は、それだけにしようっていう予定をたてたほうがいいかもしれません。
私達は今回、動物を沢山触るという事を目的として、遊びました。
動物達
文末に面白い事が書いてある。
「ヤギをお散歩?いえいえ、ヤギにお散歩されるんです。」
この文から、ヤギが暴れまわる可能性があるように思えます。
自分は、ヤギ恐怖症になりかねない小心者なのでチャレンジしませんでしたが、やりたい人はここにきてやってみてください。
ある意味、ヤギを散歩できるなんて、貴重な体験ですから、話のタネにはなると思います。
道を歩いていると、馬がいます。
大人しいのですが、触るのは遠慮くださいという看板がありました。
見るだけのようです。
ちなみに、近づきすぎるのも危ないようです。
でも、生の馬は結構迫力があるので、案外近づく人は少ないようにも思えます。
私が、楽しみにしていたものの一つ、放牧場がまかいの牧場にはあります。
放牧場は、無料で入れます。
利点は、羊たちに触れたり、間近で見る事ができるところです。
時間制限もないので、自分の気がすむまで楽しめます。
放牧場は、かなり広く、このように天気のいい日は、広々とした丘を満喫できます。
アルプスの少女ハイジに出てきそうな風景です。
羊をこんなに間近で見ることができます。
大人しいので、触ることも可能ですが、触られるのは好きじゃないようで、嫌がる素振りを見せます。
白い羊もいます。
個人的には、白より黒の羊のほうが好きだし、綺麗に見えてしまいます。
白い羊は、白くて綺麗なんだけど、白いからこそ汚れが目立っちゃうのが難点だと思ってしまう。
もこもこして、可愛いには可愛いんですがね。
餌に夢中になっているところを、触りました。
思った以上に中に沈むし、毛がもこもこもしてるし、暖かくて、予想外でした。
人が居るという事は、餌をくれると思っているようで、遠くにいる羊が駆け足で寄ってきました。
メーっと鳴きながら寄ってくるので、面白いです。
帰り際も、柵から顔を出してくる羊がいました。
人馴れしているのか、餌がほしいのか、どっちにしてもここまで、人に警戒心がない羊は、珍しいです。
これは、ポニーの写真です。
ポニーは、馬より比較的小さく、可愛いです。
ワラビーの放し飼いのコーナーもあります。
入り口に、ワラビーの顔ハメパネルがあるのが目印です。
入り口に売っている、餌の自販機で専用の餌が買えます。
4匹ぐらい居て、3匹には自由に触ったり、餌があげられます。
手からあげると、そのまま食べてくるのですが、
ワラビー本人が手で持って、食べたりもします。
くちゃくちゃ言いながら、食べます。
ワラビーって、クチャらーだったんだって思いました。
放牧場以外にも、羊がいます。
こっちの羊は、放牧されていないので、餌をあげるだけなのですが、綺麗で、顔が丸っこいです。
種が違うのかもしれません。
毛が多くて、目が隠れてしまっている羊もいました。
映画とかで出てきそうで、可愛いです。
馬に乗れる場所もあります。
一日満足券というものがあり、それを購入すると、乗馬チケットを買わなくても、乗ることが乗馬することができます。
友人が先に乗ってくれて、写真を撮りました。
私もこの後乗りました。
馬に乗るのは、人生で2回目なんですが、1回目が幼すぎて記憶にないので、ほぼ初めて乗るみたいな感じでした。
重心を真ん中にするのが難しかったです。
馬に鞍がついているのですが、ただ上に乗せているだけなので、自分を支えてくれるのは、自分だけ。
昔の武将の人とかは、これに乗って走ったというのですから、すごいです。
しかも、鎧を身にまとった状態で乗るのですから、筋肉や脚力、運動神経、など全てが揃っていないと戦はできなかったと思います。
私なんて、乗るだけで精一杯で、付き添いの人が話かけてくれたりしたのですが、全く余裕がなく、適当な返事しかしていなかった気がします。
景色
まかいの牧場は、動物以外にも食べ物やアスレチックも有名ですが、個人的に高くて、いい景色が見れる事がおすすめだと思います。
これは、アスレチック広場からみた景色です。
写真からではたぶん伝わりにくいかもしれませんが、実際みると、空気がおいしく空が澄んでいて、心が軽くなるような感覚しました。
放牧場からは富士山が見えます。
雲が近くて、大きく見えます。
今は、紅葉シーズンなので、草木がが色づいています。
紅葉の木がこんなに、紅く色づいていました。
銀杏も黄色く、緑がほとんどありません。
これは、ツツジの仲間の木です。
種類まではわかりませんが、こんなに紅くなるものが、ツツジの種類にあるんですね。
最後に、帰り際に畑からみた富士山の写真です。
雲もなく、天気がよいとここまで綺麗に富士山が見えます。
食べ物
牧場というと、アイスです。
まかいの牧場には、アイス専門のカフェがあります。
外の入り口に手作りのメニュー表があります。
中は、アイス屋さんのようになっています。
静岡限定の丸子紅茶のアイスと、期間限定のホワイトラズベリーを食べました。
紅茶のほうは、甘い味が最初にしてから、後味に紅茶がくるあっさりとした、アイスでした。
ラズベリーは、ホワイトチョコが入っているので、結構甘いかなと思ってい食べたのですが、甘酸っぱくて、クリスマスっぽい味といいますか、今の時期らしい味でした。
その他
目立ったものではないのですが、個人的に面白いと思ったり、夏にいいと思ったものを紹介したいと思います。
森林浴が出来る、ハンモックの広場があります。
今は、冬なので森林浴といった季節ではないですが、夏にはここで森林浴してみたいです。
ここでは、アーチェリーができます。
他にも、羊飼いのゴルフと吹き矢があります。
道を歩いていると、こういう看板がありました。
何を表しているのかわかりませんが、他の看板もこんな感じです。
なぜか、全部こんな風に悪い顔をしているんです。
猿や、イノシシもありました。
最後に
空気も良くて、道が広いので、ストレスなく回れ、動物も多く、自然豊かな場所でした。
牧場というと牛とかヤギがいても、遊べるものが少なくて、触れたりもあんまりしないイメージがありましたが、まかいの牧場はえさやりが楽しく、全体的にリーズブナルで、何より道が広いのがいいところだと思います。
自由度が高いのも、利点ですが、何より餌やりの規制がないに等しいです。
大体の牧場が、エサやりなどの規制が厳しく、1個のエサの値段も高かったりするのですが、1個100円の餌が園内全ての動物に与える事ができて、量も多いです。
そして、何より動物が人間にとてもなついていて、とてもかわいいです。
イベントも結構あって、クリスマスは夕方16時から入園無料で、イルミネーションもあって、動物たちのパレードもやるのですから、クオリティから「安い」と断言できます。
牧場の存在を、日常生活からはあんまり意識できませんが、こういう時代だからこそ、農業の大切さや手作りのやさしさ、動物と触れ合う事、自然と人を取り持つ場所として、まかいの牧場に行ってみてはいかがでしょうか。