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富士山周辺の観光情報

富士宮市にある有名な滝 白糸ノ滝の歴史や見どころ 駐車場についてを簡単にまとめた

2017-10-22T23:44:01+09:00 2017/10/22

先日、富士市内ではちょっと有名な滝、軽井沢の白糸ノ滝に行ってきました。

この滝が有名になったのは、世界遺産に登録されたというのもありますが、とある道路が出来た事が理由です。

近所の人たちもこの道路の話をしていて、前から気になっていました。

それがこのラウンドアバウトという交差点です。

ラウンドアバウトの写真

道路が円状になっていて、3つの道に別れており、基本右回りとなっています。

日本では、あんまり見ない交差点だと思います。

メリットは、交通事故や渋滞、何より停電時も安心だという事です。

日本のように地震大国にはもっと広まったほうがいい道路です。

ただ、デメリットがあって場所をとるという事です。

アメリカのように広い大陸だったら、可能かもしれませんが、日本のようにせまい島国では難しいかもしれません。

使ってみましたが、気が弱い私は最初びくびくして、曲がるのに一回ミスして、一周してしまいました。

後ろに車がいる場合は、早めにウインカー出して曲がった方がいいかもしれません。

では、道路は体験したので次は、世界遺産に登録された白糸ノ滝を見にいこうと思います。

駐車場紹介

駐車場は、最初に受付で500円払って駐車する形式になっています。

駐車場には観光案内所と公衆トイレがあり、最近建てたのでしょうか、結構キレイです。

駐車台数は、乗用車 105台、大型バス 10台 1,000円、マイクロバス 5台 1,000円、バイク 10台 200円です。

障がい者用駐車スペースが乗用車スペースに混じってあります。

バス亭があるので、バスで来ることも可能のようです。

白糸ノ滝について

白井ノ滝について話します。

白糸ノ滝は(しらいどのたき)と読みます。

白糸ノ滝には、音止めの滝という滝もあって、それは有名な蘇我兄弟の仇討に出てきたことがあります。

世界遺産の理由

どうして、白井ノ滝が世界遺産に選ばれたのか?

昔白糸ノ滝は、信仰の対象として富士山と同じくらい人々に崇められてきました。

白糸ノ滝は人穴という今では心霊スポットとされている場所なんですが、そこでの修行と並行して水行を行った場所であり、富士山を中心に人々の巡礼・修行の場であったと言われています。

実際に富士山信者の描いた絵図に、18世紀の白糸ノ滝における修行の様子が残っています。

滝は、富士山の雪解け水からきていて、マイナスイオンなどの、癒し効果があります。

名前の由来は高さ20m・幅150mの絶壁から、大小数百の滝が幾筋もの絹糸をたらしているようすからつけられた名です。

特にその見た目は女性に人気があり、滝壺近くに立つと、三方の水が幻想的な世界を見せてくれます。

平成2年に日本の滝百選に選定もされてます。

白糸の滝の隣には、曽我兄弟伝説でも知られる雄大な音止めの滝もあります。

知らない方の為に少し説明させて頂きます。

有名な曾我兄弟の仇討ち

曾我兄弟の仇討ち(そがきょうだいのあだうち)は、建久4年5月28日(1193年6月28日)、源頼朝が行った富士の巻狩りの際に、曾我祐成と曾我時致の兄弟が父親の仇である工藤祐経を討った事件。

赤穂浪士の討ち入りと伊賀越えの仇討ちに並ぶ、日本三大仇討ちの一つである。

武士社会において仇討ちの模範とされていた。

曾我兄弟は1959年、日本テレビでドラマ化され、1956年に映画化『曽我兄弟 富士の夜襲』として放映された。

曽我の隠れ岩

曽我兄弟が、この岩に隠れて父の仇工藤祐経を討つ密談をしたと伝えられています。

音止の滝の東側にあり、しめ縄が張られるなど、伝統の岩らしい雰囲気が漂っています。

という感じで昔は、結構有名で何度も映像化されましたが、今では滅多にされなくなってしまいました。

お土産店商店街

では、そろそろ滝に向かいたいと思います。

駐車場から滝に向かう際、最初はこのお土産屋さんの前を通ります。

ちどり店の写真

ちどり店は、最近出来たお土産屋さんでソフトクリームやお団子などを売っています。

お団子は、土日限定のようで今回はやっていませんでした。

次に進んでいくと、お土産屋さんの商店街のような場所に出ます。

お土産屋の商店街の写真

ここでも、アイスクリームが売っているのですが、珍しいアイスクリームが売っていました。

ワサビアイスクリームの看板の写真

ワサビアイスクリームです。

甘辛い系なのでしょうか?興味がある方は、ぜひ食べてみて下さい。

ここは、お土産屋さんというよりお食事処といった感じです。

少し肌寒いかったので、甘酒を頼みました。

奥のカウンターに店員さんが居て、口頭で注文します。

紙コップに入った甘酒をくれます。

200円程度で結構味が濃くて美味しいのですが、かなり熱いので猫舌の方は注意が必要かもしれません。

焼きそば屋さんの写真

ここは、音止めの滝の近くのお店です。

食べ物屋さんとお食事処が、平行していて広いです。

売店とお土産屋が平行している店の写真

ここでは、川魚の塩焼きが食べることが出来ます。

イワナとニジマスの塩焼きの写真

それと、こんな面白いお土産も売っています。

文字の書かれたTシャツの写真

面白系のTシャツです。

海外の方に人気がありそうです。

音止の滝

お土産商店街の裏に音止めの滝があります。

音止めの滝が見れる場所の写真

昔は柵がない状態でみれたのですが、地震があってから地盤が緩んだという事もあり、柵がつけられるようになっています。

ですが、台があるので登って見れば問題なく見れます。

音止めの滝の写真

台から見た景色はこんな感じです。

ここが蘇我兄弟の仇討に出てきた滝です。

真上から滝をみたいという方には、こちらの茶屋がおすすめです。

喫茶店の看板の写真

この茶屋なら真上からみることができます。

音止めの滝は、白糸ノ滝とは違い音が大きく、迫力があります。

では、本命の白糸ノ滝に向かいます。

 白糸ノ滝

白糸ノ滝は、この階段を下った先にあります。

斜面が結構あり、長い階段ですのでご注意ください。

滝へ続く階段の写真

所々に椅子があります。

無理せず、疲れた場合がここを使いましょう。

木の椅子の写真

だんだんと景色が開けてきて、奥のほうに滝が見えてきました。

白糸ノ滝の写真

これだけでも、自然豊かでいい景色です。

小川の写真

以前はここに鯉がいたのですが、現在はいないようです。

無数の細い滝の写真

数本の滝が白い糸のように流れています。

濡れている道の写真

滝の近くは、水しぶきが舞っているため、道が濡れています。

うっかり滑って転ばないように、気をつけて進んだほうがいいでしょう。

滝の近くの写真

道の先端は、柵がありここからでも十分滝は見れます。

近づいて見たい場合はこのまま進む事が可能ですので、近づいて見てください。

ただ、岩場も濡れているので気をつけたほうがいいです。

案内板の写真

これは、案内板です。

見ると、展望台がこの上にあるようなので、あとで行ってみようと思います。

注意事項板の写真

それと、これは注意事項です。

よくみて、守って滝をみましょう。

白井ノ滝の写真

音止めの滝ほどの迫力はありませんが、やはり音は大きいです。

近くにいた子供が音が怖いようで、帰りたがっていました。

水がとても透き通っていて、泳ぎたくなるような滝で、近くの自然も整備された物のように美しく、空気の美味しい場所でした。

年間を通じて水温12℃、毎秒1.5トンの湧水が流れ出ていると言われている白糸ノ滝ですが、地震があってから、水位が増したそうです。

展望スペース紹介

では、次に上から白糸ノ滝を見ようと思います。

矢印案内の写真

滝の近くにこのような、矢印看板があるのでこれに従って進みましょう。

展望台に登っていく階段の写真

展望台は、上にあるんですが結構登ります。

階段も多いので、途中一息つきながら登りました。

階段を登っている最中、パチっという音が足元からしたので見てみると

サワガニの写真

カニを踏んでいました。

まさか、こんな山の中にカニとは、考えてもいなかったので、驚きと申し訳無さが胸に。

皆さんも、自分が怪我をしないようにするのも大事ですが、無益な殺生をしないように気をつけてください。

展望台からの白糸ノ滝の写真

やっと頂上につきました。

木が多くて滝が隠れちゃってはいますが、いい眺めであることは確かです。

11月の半ばくらいになると、草木が色づいて紅葉シーズンを迎えるらしいです。

紅葉狩りとかできるかもしれません。

最後に

白糸ノ滝の入口小さい果物屋さんがあります。

ここには珍しいももが売っています。

桃の写真

この桃は一個1200円のももで、相当大きいです。

実は、日本昔話の桃太郎のモデルになったももなんです。

店員さんの話によると、市場などでは売っていなく、山梨の一部の地域とここにしかないそうです。

甘みはあまりなくて、あっさりとした香り豊かなももだそうです。

もも以外にも、ぶどうやアケビなどが売っているので、興味のある方はよってみてください。

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