田舎暮らしブログ

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伊豆半島の海水浴場と磯遊び(西伊豆)

西伊豆の夕陽スポット「大田子海岸」には静かな海水浴場がある

2013-07-01T18:00:53+09:00 2013/07/01

西伊豆町は夕陽の町として知られています。

たしかに駿河湾に沈む夕日はどこから見るよりも鮮やかで、なおかつ海に浮かぶ奇岩や美しい岸壁があることで沈む夕日とのコントラストをより美しいものにしています。

今は日本の夕陽百選にも認定されている地域があちこちにあります。

代表的な夕陽のスポットといえば先にも紹介した「黄金崎」

ここは海底火山の噴出物が、地熱や温泉水などの作用により崖の成分が変色したものらしく、そこに夕陽があたると黄金色に輝く絶景ポイントです。

この大田子海岸も夕陽のスポットです。

沖には奇岩「めがね岩」や田子島の男島・女島があります。

春分と秋分の頃にはちょうどこの島の真ん中あたりに夕陽が沈み、海と空を赤く染めた中に島だけがくっきり浮かび上がるという、他では見られない幻想的な景色を作り出しています。

田子はカツオの町としても有名です。

遠洋漁業の基地にもなっていて駿河湾や近海で獲れたカツオは、特産品として塩辛や酒盗、塩鰹(潮かつお)等の生産が盛んに行われていました。

ただこれは明治から昭和にかけての話で、今は漁師の高齢化により衰退の一途をたどっています。

大田子海岸は比較的大きな海岸で、田子漁港のちょうど中ほどにあります。

それほど大きな海岸ではありませんが、内海で遠浅ということから静かな海水浴場です。

小さなお子さんを連れた家族連れでも安心して夏休みを楽しめるでしょう。

また、国道からは大分離れていますから、穴場的な雰囲気もあります。

大田子海岸

大田子海岸・メニュー

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 大田子海岸海水浴場の場所・行き方

地図ではこの位置になります。


大きな地図で見る

国道136号線を南に進むと「大田子海岸」へ行く標識が見えてきます。

写真はクリックで拡大します。

田子

この入口付近から約1,4km程下ったところに海岸があります。

田子

1km位下りて行くと道が二つに分かれています。

ここを左折すると大田子海岸です。

田子

海岸の入口に標識があるのですぐ分かります。

左の道の裏側に漁港と海岸があります。

田子


 海水浴場の概要

海水浴場は150m程ですが、ここも水はきれいです。

田子

夕暮れになると海も空も赤く染まります。

正面に見えるのが「めがね岩」、「ゴジラ岩」「怪獣岩」「メガネッチョ」とも呼ばれている奇岩。

その奥に見えるのが田子島の男島・女島。

この島の真ん中に夕陽が沈む季節は海岸にカメラマンが押し寄せるそうです。

夕日を撮影するバスツアーを旅行会社が企画することもあるようです。

大田子

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トイレやシャワー、駐車場は海岸沿いの堤防の一番奥にあります。

この付近から行く場合、堤防に沿って作られている海岸線の道を行き止まりまで進みます。

田子

行き止まりには「町営無料駐車場」の看板が出ています。

無料にするくらいですから、それほど混まないのでしょう。

混むようであれば駐車場係り等の費用がかかりますから無料にはできないと思います。

田子

車はおよそ40台停められます。

田子

駐車場の横にある展望所。

おそらく夕陽を撮影するために設置されたのだと思います。

田子

トイレとシャワーも近くにありました。

田子


 田子のダイビングポイント

田子はダイビングのメッカでもあります。

ボートダイビングが中心で、港から各ポイントまで遠くても15分位で行けます。

穏やかな海にはエダサンゴや様々な種類の魚が生息しています。

湾内のポイントは「アジロ崎」「弁天島」「尊の島」「瀬の浜」「白崎」。

外洋のポイントは「田子島」「小平床」「沖の島」「三の浦」「フト根」「ヤイズ根」。

田子のダイビングサービスは「田子ダイビングセンター」「シーランド ダイビングサービス」「クリオネダイバーズ田子」「シーエッグダイバース」「西伊豆マリン・海Kai」「トゥルーノース西伊豆田子」「田子マリンサービス ダイバーズハット」「フリッパーダイビングサービス福由丸」「潜水屋じんべい」の9軒です。

田子


 田子の釣りと民宿・祭り(花火大会)

釣りは大田子海岸近くに堤防がありますからそこで、アジやサバ、小メジナ、キス等が狙えます。

テトラポットの間を身餌やワームで探ればカサゴやソイ等も釣れるでしょう。

数年前まではここはアオリイカが良く釣れたことで知られています。

今でも釣れますがその数は一時よりだいぶ少なくなっているようです。

貸しボート店も何軒かあります。

手漕ぎボートからはポイントによって大サバやマダイ、クロダイ、メジナ、アオリイカ、ホウボウ、ヒラメ、カワハギ、イトヨリ、イナダ、ソーダカツオ等が狙えます。

名前は忘れましたが船外機付きボートを貸しているところもありますから、凪の良い日に湾の外に出ればイサキやアジ、マダイの大型も狙えるでしょう。

  • 斉藤ボート・・・0558-53-0557
  • せのはま・・・0558-53-1690

渡船を使って沖磯にも渡れます。

田子の沖にはカツオ島や女島、雄島、赤島、大平床、小平床、コブ島、シオチ根、等といった沖磯が幾も点在しています。

主に冬はメジナやブダイ、春から秋はイシダイやイサキ、マダイが狙い目です。

何年か前までは「田子館」と「叶屋」という渡船があったのでが今は「叶屋」一軒だけです。

  • 叶屋・・・0558-53-0733

田子の民宿

民宿の数もそれほど多くありません。

「はかまだ」と「せのはま」、「よし田」それと旅館「たか屋」というのがあります。

イベント

8月の15・16日には「田子港祭り」が開催されます。

大漁祈願や海上安全祈願を目的とした祭りで、手踊りや神輿御渡が行われ、夜には「ばか踊り」と呼ばれる屋台の引き回しや花火大会が行われます。

詳しくはは下記の詳細情報・関連記事でご覧ください。


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