沖縄県のUIターン支援・仕事・就職情報

2015-04-03T20:45:13+09:00 2015/04/03 最終更新日：2016-09-26 (月) 21:42

沖縄県の産業の特徴

移住地として根強い人気を誇る沖縄県。

ただその分移住に失敗した人も最も多いとも言われます。

原因かどうかは一概には言えませんが、失業率が日本一高いのは沖縄県です。

一人当たりの県民所得も国内最下位です。全国平均の約75%、204万円程度しかありません。

産業では第3次産業であるサービス業の割合が高く、国内で2番目。

ちなみに東京が1番ですが、東京は他の産業でも高い数値を出していますから特に問題ないでしょうが、沖縄の場合はかなり景気に左右されてしまうと思います。

又、離島ということもあり生活必需品に輸送費がかかりますから物価が高くなります。

仕事が少なく賃金も安い、そして物価が高い、ということになれば、いくら海が澄んでいても空が青くても、誰でも定住できるということは難しくなるかも知れませんね。

沖縄県は日本で唯一の熱帯・亜熱帯性気候です。

この気候を生かして、マンゴーやドラゴンフルーツ、パパイヤ、パイン、アセロラ、バナナ、といったフルーツが栽培されています。

サトウキビやニガウリ(ゴーヤ)、タバコの栽培も盛んです。サトウキビはバイオエタノールの材料として注目されています。

沖縄で獲れる海産物で最も多いのは「マグロ類」です。キハダマグロやバチマグロ、本マグロ等が獲れます。次に多いのがイカ類。

沖縄の県魚である「グルクン(たかさご)」も良く獲られていますが上位に来るほどではないようです。

他にも多くの種類が獲れますが、ほとんどが内地では見かけない種類ですから、地元で消費される程度の漁獲量ではないかと思われます。

貝類や海草も特徴があります。良く知られているところでは「もずく」や「海ぶどう」「ひじき」「シャコガイ」「夜行貝」「ホラガイ」等が挙げられます。

養殖も盛んです。生産量が多いのは「車えび」や「ぶり」。

沖縄県のUJIターンに関する相談先が紹介されています。

問い合わせ先は「沖縄県地域・離島課」。

興味深い記事では以下のようなものが載せられています。

マスコミ等により沖縄の情報がいろいろ提供されていますが、理想を描きすぎてはいけないと考えています。移住するにあたって大事なことは計画性であり、沖縄の良いところ、悪いところを知ったうえで移住することが大切であると思います。

詳細は「沖縄県への移住Q&A」をご覧ください。

沖縄では米軍に基地を貸すことで得られる「軍用地料」というものが発生します。

軍用地とは、自衛隊や米軍基地のこと。この軍用地は国有地もありますが、ほとんどが個人の土地を国が強制的に借りて利用しているのです。

沖縄県の場合で見るとこの軍用地の借地料は年間では約900億にものぼるそうです。

この金額を国がそれぞれの地主に支払っています。

冒頭でも触れましたが、沖縄県の県民所得は全国最下位です。ただ、この県民所得に地主がもらう「軍用地料」は含まれていないようです。