本気に田舎暮らし

当サイト「本気に田舎暮らし」では、田舎暮らし(いなか暮らし)を考えているような人に、田舎暮らしの問題点や準備、あるいは田舎暮らし情報など様々な情報を発信しています



田舎暮らしについて

田舎暮らし生活の知恵

2015-03-28T22:01:42+09:00 2015/03/28

生活の知恵と工夫

田舎暮らしはどうしても不便ですから、何かと知恵を使ったり工夫を凝らした生活を送ったほうが良いかと思います。

近所に大型スーパーがある訳ではないですし、ホームセンターが有っても「コメリー」くらいの規模だと思います。

それに、家や車、農機具等の小さな修理なんかは、とりあえず自分でなんとかするくらいの気持ちがなければだめです。業者自体が少ないし、遠いようなときはすぐには対処してくれませんから。

でも、そうすることにより、当たり前の暮らしが楽しくなると思いますし(個人差はあるでしょうが)逆境に強くなると思います。

今まで電話をすればすぐにサービスを受けられたという、便利な生活をしていた人たちは、中々すぐに慣れるのは簡単ではありませんが、それでも田舎に暮らしていく以上ある程度は慣れていかなねればならないことなのです。

下記では、田舎暮らしをしている人の生活を見たり、その人たちに聞いた話を元に生活の知恵みたいなものや、家計を助ける上での工夫を紹介して見ました。

山の水を引く

井戸があればいいのですが、無ければ敷地の一角にパイプや竹などを使い、山や沢のきれいな水を引いておくと何かと便利です。例えば水道が凍結した時の飲料水とか、野菜や果物を冷やしておくとか。

ただ、パイプを通す通り道の地主に許可を得なければなりませんし、場合によっては、自治体の許可を必要とするかも知れません。

山菜を敷地に植える

田舎の人はそれほど夢中になって山菜取りはしませんが、山菜が採れる時期は早い者勝ちといった傾向があります。

物によっては挿し木や植え替えなどで家の近くで育てれば採りに行く手間が省けます。

特に「たらの芽」なんかは、芽付きの枝を切ってきて畑に差しておくだけでも、管理がよければ育つはずです。

水に差しておくだけでも芽は出る、なんてことも聞いたことがあります。

磯の魚を釣る

磯の魚と言っても様々です。

特に釣竿やリールなどの本格装備をしなくても、ゴロタ浜にはカサゴやソイなどといったおいしい根魚がいる場所があります。

竹ざおと太目の糸、錘、釣り針に餌は魚の切り身や磯にいる貝などを付け石や岩の隙間を探ると釣れます。(魚を獲るには工夫すれば川や海でお金をかけなくてもいろいろ方法がありますからその地元で調べて見て下さい)

食卓がにぎやかになりますし、家計の足しになります。

貝やかにを捕る

貝と言えば、アサリやサザエ、トコブシ、あわび、などを思い浮かべますが、これらは漁業権がからみますからかってに採ることが出来ないのが普通です。

しかし、磯にはフジツボや亀の手、磯ガニなどといった貝類や甲殻類が生息しています。

ただし、それらも捕ることが禁止されている地域がありますから事前に調べてみなければなりません。

食べ方は、料理の方法にもよるのですが、味噌汁や茹でたりすればとてもおいしく頂くことができます。

スポンサーリンク

保存食を作る

山菜や野菜、魚にしても物によっては干して保存しておくと良いと思います。

特にアジやいわし、かます、アオリイカ、といった魚は、時期になると群れで港や堤防に近づきますから、大量に釣れます。食べきれないものは干しておけば長く楽しむことができます。

本格的な人はジャムを作ったり、凝った漬物を作る人もいますから、いろいろ調べて試して見ると楽しいでしょう。

魚を魚市場に売る

海の側に移住した場合、好きであれば魚釣りをすると思います。

腕が上がれば釣る魚の量も増えると思いますから釣れすぎたら魚市場に出すというのはどうでしょう。個人も各地域の魚市場に魚を出せると思います(私も何箇所かに出したことがあります)。

あまり小さい魚や価値が無い魚は論外ですが、磯で釣れる黒鯛やメジナ、アオリイカなどはお金になるはずです。

コンポスト

コンポストとは堆肥です。

ミミズコンポストやダンボールコンポストなんかが一般的です。

ミミズコンポストとは家庭で出る生ごみをミミズを使い分解処理する方法です。

これにより生ごみの嫌なにおいはかなり少なくなりますし、なんと言っても良質の肥料を早く作ることができる点です。

ダンボールコンポストとは、ダンボールに土壌改良材(ビートモス・もみがら・等)を入れ、それらを程よく混ぜて出来上がりです。

これに生ごみを入れれば分解され堆肥になります。

メタンガスを作る

家畜の糞などの廃棄物を利用してメタンガスを作り家庭燃料にするという方法。

これは一部の方は既に実践しているようですから、JOAA―日本有機農業研究会に問い合わせてみれば実用している人を紹介してくれるかもしれません。

ちなみに、牛1頭からでる糞尿で1軒分で使うガスが作れるそうです。

炭を焼く

木材を切り出し本格的に炭焼きをするのは簡単ではありませんから、「竹炭」を作ってみてはいかがでしょうか。

竹の切れ端などは比較的容易に手に入るでしょうし、何より薄いですから何らかの容器に入れ蒸し焼きにすれば比較的容易に出来るではないかと思います。

竹炭は脱臭剤として効果もありますし燃料にも使えます。

発電

風力や水力を利用して電気を作る。

水車型水力発電機などの既製品も最近ではあるみたいですが、知識と技術がある人は自作してみてはいかがでしょうか。

これらの他にも生活の知恵や工夫はまだまだあると思いますから、いろいろ調べてみてください。

田舎暮らしの基本は出来ることは可能な限り自分で行う「DIY(ディー・アイ・ワイ)・Do It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)」という心がけが大切です。

関連記事

-田舎暮らしについて

仕事・住まい・生活。

生半可な気持で田舎に行っても、失敗してしまうことが少なくありません。

失敗することのほうが多いといっても過言ではありません。

田舎で移住するには、なによりも情報の収集が重要なのです。

なかには信じられないほどお得な移住支援が実施されている自治体もあります。

そこで、UIターン・移住・定住支援・シングルマザーの移住・定住総合支援、ハローワークの求人情報などを収集し、しっかりと準備を行いましょう。

当サイトでは今後、実際にIターンで地方移住した筆者が、体験談を執筆し、記事を投稿していきます!

皆さん、ぜひ、当サイトをブックマークしてください! よろしくお願いいたします!